頭痛薬や痛み止めの薬を減らしたいと考えている方へ
みなさんこんにちは、いつもみずの整骨院のホームページを見て頂きありがとうございます。
今回は普段から頭痛薬や痛み止めを服用しており、出来れば薬の使用を減らしていきたいと考えている方に読んで頂きたいです。
少しでも自然な状態で痛みを抑えるようになりたくはありませんか?多くの方が頭痛や痛みを抑えるために薬を飲まれますが、長く服用しているとだんだんと効果が弱くなったり、量を増やさないと効果を感じなくなる場合があります。
長期間の服用で薬に対して身体が敏感になったり、胃腸の状態が悪くなりそのことで腎臓や肝臓での解毒能力が低下する場合も考えられます。
そもそも体に重篤な疾患があり、その状態が悪化したために体がサインを出すこともあります。特に基礎疾患(高血圧、高血糖、高脂質など)などがあり多くの薬を摂取している方は、薬に対する様々な反応を体が出す場合もあります。
薬は出来るだけ必要最小限で、期間を決めて服用することが望ましいです。
どうしても薬を手放せない方は、痛みが出てくる状況を一度整理してみると良いです。
・パソコン作業を1時間以上すると頭痛が出る
・座位保持が続くと腰からお尻が痛くなる
・強い光を見たり大きな音を聞くと気分が悪くなる など
普段痛みがでる状況を自分で書き出してみると、原因となる行動やトリガー(きっかけ)が分かってきます。
その行動によって体が出している反応が痛みや体調の変化だと考えられます。
人によってそれぞれ違うので対応も各個人に合わせたものになってきます。
当院でも患者さんの話をよく聞かせてもらう事で、原因となる行動を特定していきます。
ほとんどの方が無意識にやっている事が多く、その行動自体を無くすことは難しいですが、意識的に頻度を減らしたり、自分事として注意していく事で重症化しないようにコントロールすることは出来ます。
本来痛みは脳内に存在する痛みを抑える回路が正常に働くことで治まっていくものです。薬はあくまでその補助的な作用や体内での免疫反応や治癒促進の手助けをしてくれるものです。
過剰に使われることで、人間本来の治す力が発揮されない状態になってしまいます。
その為に普段の行動をチェックして、きっかけとなるものを制限していく事が必要だと考えます。
さらに最近注目されているのが脳と腸の関係です。
普段から何を食べているのかがすごく重要になっています。
腸内での働きは脳と密接につながっており、認知症やアルツハイマー病などの脳の病気も腸の機能を調べる事で色々な事が分かってきています。
おそらく「痛み」に関しても脳と腸が関係しているように思います。
あらためて「食」は人が生きていく為に重要なものだと認識してほしいです。
食事についてはまた今後も取り上げていくつもりです。
本日はここまでです、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。