一日の終わりは夜の過ごし方が大切

2025.12.22 カテゴリー:

皆さんこんにちはいつもみずの整骨院のホームページを見て頂きありがとうございます。
今回は普段の夜の過ごし方を変える事で、体調不良や疲労の軽減につながるというお話をさせて頂きます。
人間は日中に活動することが多いですが、その一日を締めくくる夜の過ごし方を変える事で、体に有益な事がたくさんあります。
人にはホメオスタシスという身体の状態を一定に保つ為の働きがあり、朝は日の出と共に起床して日中に活動を行い、夜は体を休めるという流れがあります。

特に午前中は体と脳の機能が一番整っている状態である為、仕事で重要な事はなるべく午前中までに済ませておいた方が良いと言われています。
仕事の会議や、重大な契約、入学試験や入社試験などは必ず午前中に組まれている事が多いです。
人間の集中レベルは昼間の方が高くなっており、夕方になると長く集中することが難しくなり、頭が働かなくなると言われています。

その為夕方以降、特に平日の夜に気をつけて欲しい事は

・寝る3時間前には夕食を済ませておく
→寝ている間は胃腸の働きも低下する為、空腹で寝る事が望ましい
・照明のトーンを落として、部屋の明かりを落ち着かせる
→明るい光が脳を興奮状態にさせる為、夜は暗く過ごす方が入眠しやすくなる
・寝る直前までスマホやタブレットを操作しない
→デジタル機器の操作は脳を覚醒させてしまい、眠れなくなる
・夜に運動をするならウォーキング程度にしておく
→強度の高い運動は深い眠りを妨げてしまう
・リビングでのうたた寝は睡眠の質を下げる為、必ず寝室で寝る
→光や音、振動などは意識しなくても脳がキャッチしているため、熟睡できない

夜は体と脳を休ませる時間なので、それに反した行動は控えた方がいいです。
平日は毎日決まった時間に眠れると脳もそれを学習します。
特に子供の睡眠時間はしっかりと摂らないといけません、体の成長だけでなく脳の成長に睡眠がとても大切だからです。
個人差はありますが、大体午前2時ごろに脳から成長ホルモンが分泌されます。
子供には身体の成長を促す作用や精神を安定させる働きがあり、大人には疲労回復ホルモンとして作用し心身の健康を維持するそうです。

さらに十分な睡眠を摂ることで腸の中で免疫系統の機能が強化されることが分かってきました。その際に胃の内部に未消化物が残っていると免疫を高める作業に集中出来なくなるので、夕飯はなるべく早く終わらせ、少し空腹状態で寝る方が体にとっては都合が良いと言えます。
普段とちがう生活を送ったり、自分のペースではない生活リズムになった時に体調を崩すことはありませんか?
夜食を取ってから勉強したり、夜更かしをすれば、脳や腸が十分やすむことが出来ず、体調不良や風邪をこじらせる事につながります。

出来れば平日はいつも同じペースで過ごせると健康状態を維持できると思います。
人間なので週末や休みの前くらいは少しペースが乱れる事はありますが、また平日にいつもの習慣に戻していけば、体は良い状態を取り戻してくれるはずです。

年末に差し掛かり色々と忙しくなる時期ですが、出来れば規則正しく過ごして万全の状態でお正月を迎え下さい。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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