膝が痛くなり始めたらまずは他の関節を動かしてみよう
膝が痛くなり始めたら、まずは他の関節を動かしてみよう!【ボディマップブログ第9弾】
「歩くときや階段の昇り降りで、なんだか膝が痛い…」
そう感じたとき、多くの方は膝の周りをマッサージしたり、湿布を貼ったりするのではないでしょうか?もちろん膝のケアも大切ですが、実は「膝そのもの」には本当の原因がないことがとても多いのです。
みなさんこんにちはいつもみずの整骨院のブログを見て頂きありがとうございます。
今回は、脳の中にあるからだの地図「ボディマップ」の視点から、膝の痛みのメカニズムと、今すぐできる解決のヒントをお伝えします!
1. 膝が痛いとき、脳の中(ボディマップ)で起きていること
私たちの脳には、体の各部位がどこにあり、どう動くかを把握するための「ボディマップ(身体地図)」が存在します。
膝に違和感や痛みが出ると、脳は「膝を守らなきゃ!」と過剰に反応します。その結果、脳内のボディマップで「膝のエリア」が小さく縮こまったり、境界線があいまいになったり(ぼやけたり)してしまうのです。
マップがぼやけると、脳は膝を正しくスムーズに動かす命令を出せなくなります。すると関節本来の滑らかな動きが失われ、余計な摩擦や負担がかかって痛みが悪化する…という悪循環に陥ってしまいます。
2. なぜ「膝以外」を動かす必要があるの?
膝関節は、構造上「曲げる・伸ばす」というシンプルな前後運動がメインの関節です。
一方で、膝の上下にある関節を見てみましょう。
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股関節: 前後だけでなく、内外に開いたり捻ったりできる自由度の高い関節
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足関節(足首)と足の指: 体重を支え、地面からの衝撃を逃がしながら前後左右に柔軟に動く関節
実は、股関節や足首・足の指が硬くなってうまく機能しなくなると、その「ツケ」がすべて間にある膝にしわ寄せとして届いてしまうのです。
例えば、足首が硬くてうまくしならないと、歩くときの衝撃がダイレクトに膝に伝わります。股関節がねじれてうまく動かないと、膝まで無理な方向にひねられてしまいます。
つまり、膝の負担を減らす鍵は「上下の関節」をしっかり働かせることにあります!
3. 今すぐできる!膝の負担を減らす2つのケア
膝に負担をかけずに、まずは上下の関節を動かしてボディマップを書き換えていきましょう。
① 足の指&足首のほぐし(足元の土台づくり)
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椅子に座り、片方の足首を反対の膝の上に乗せます。
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足の指の間に手の指をギュッと差し込み、足の指を優しく回したり開いたりします。
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そのまま足首をゆっくりと大きく内外に回します(前後左右に10回ずつ)。
ポイント: 「足の指や足首がしっかり動いているな」と脳で意識しながら行うと、ボディマップがより明確になります。
② 股関節ゆらゆらストレッチ(上の関節の柔軟性アップ)
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椅子に浅く腰掛け、足を肩幅より少し広めに開きます。
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膝を軽く手で押さえながら、股関節から折りたたむイメージで上半身をゆっくり前に倒します。
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余裕があれば、上半身を左右に優しくゆらゆらと揺すります(10秒〜20秒)。
ポイント: 膝ではなく「足の付け根(股関節)」から動いている感覚を味わいましょう。
4.治療でのアプローチ
当院で実際に膝を治療している方は、膝以外の所からアプローチするようにしています。実際には初期の膝痛の方は上手く体を動かせていない方が多く、特に足の指や足首の硬さが目立ちます。
足関節は体重の支持や、動作の基本になる所であり、神経系との結びつきが大切になります。
膝が上手く動かせるためには足首の柔軟性や親指の筋力、足裏のアーチ構造や各指の独立した動きが必要になります。
患者さんには「座っている時には脚を組まないように、足の裏を床に付けること」をいつも伝えています。
人間の脳は足の位置覚や足裏の感覚を常にチェックしています。
普段から脚を組んでいたり、足が床についていないと、脳が体重の分布をうまく認識できなくなります。
結果として膝や下肢の運動マップや感覚マップがあやふやになってきます。
足の神経密度は膝よりも高いので、先に足周囲の状態を改善させてあげる必要があります。
その後、膝や股関節へのアプローチを増やしてあげる事で、より効果的な運動が出来ます。
膝が痛むとどうしても膝ばかりに目がいきがちですが、身体はすべて繋がりを持っています。
「膝だけ」を見るのではなく、足の指・足首・股関節というチーム全体を整えてあげることが、痛みのないスムーズな動きを取り戻す一番の近道です。
「ストレッチをしてもなかなか改善しない」
「自分の体の使い方の癖を知りたい」
「膝の注射を打ち続ける事に疑問がある」
という方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。
こんな治療法もあるのか、という気付きにつながると思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


