治療後には正しい運動が大切な理由について

2024.03.02 カテゴリー:

みなさんこんにちはいつもみずの整骨院のホームページを見て頂きありがとうございます。

今回は治療後には正しい運動が大切な理由についてお話せていただきます。

来院される方のほとんどが何かしらの痛みを抱えています。
治療をして痛みが改善される事はよくありますが、また同じような症状で来院される方も珍しくありません。

その場では痛みの原因は解消されているはずですが、普段の生活や身体の動かし方、自分では気づかない癖が残っており、そのことが原因で同じような痛みを出している方が多いと思います。

当院では治療後に姿勢の話や気をつけて欲しい動作を説明するようにしています。
具体的には
・座っているときは足を組まない
・なるべく深く椅子に座るようにする
・30分以上座り続けない
・手元の作業が長い場合は、遠くを見る、首や背中を動かす

など、その患者さんに必要である運動や生活動作を指導させて頂いています。
多くの方は出来る事を生活に組み込んで、毎日やってくれています。
その結果、痛みの頻度や同じところが痛むような事は減少してきます。

治療はあくまでその入り口であり、ほとんどの時間は自分でコントロールしなければなりません。少しでも良くなりたいと思っている方は自分の生活を変えてくれています。
それでもなかなか変えられないのが人間の常ですが、毎日少しづつ正しい事を繰り返していけば必ず体は変化してくると思います。

最近では運動は回数や重さではなく、いかに脳と連携させるかが大切になってきているそうです。
自分の体を思い通りに動かすためには、脳からの信号を体が正確にキャッチすることが必要です。最初はゆっくりでいいので正しい動きを理解させることが大切です。
運動量や負荷、スピードというものは、そのあとで段階的に上げていくものです。

派手な動作や無理な負荷、早すぎるリズムは体を壊しかねません。
最近は動画サイトを見て運動される方が増えてきましたが、それが原因で体を痛めた方も増えてきました。
良い運動かもしれませんが、今の自分に必要な運動ではない場合もあります。

治療では脳からの命令が正しく体に伝わるようにしてから、動きの確認をしています。
関節の動きや筋力の状態をコントロールしているのは脳や脊髄などの神経系です。
まずは脳と体をうまくつなげる事から始めていかないと、体はうまく動いてくれません。
そのあとに特定の関節や筋肉、筋膜、関節包、脂肪体などの軟部組織の動きにアプローチしていきます。
身体が動くには必ず正しい順番が必要です。
その順番を守ることが大切だと考えます。

今回は治療後には正しい運動をすることが必要だというお話をさせて頂きました。
実際の治療や運動にご興味がある方は、お気軽にご連絡ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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