車に乗っているときの脳の働きは運動以上

2026.06.08 カテゴリー:

皆さんこんにちは、いつもみずの整骨院のブログを見て頂きありがとうございます。

今回は車を運転しているときの脳の働きについて説明していきます。
6月に入り自動車を運転する初心者の方達は少し慣れてきた頃だと思います。
車でのトラブルや交通事故が少しづつ増えてくる時期でもあり、改めて気を引き締める事が必要です。
実は車を運転する時には、脳のさまざまな場所を使う必要があります。

車を運転しているとき、人間の脳は信じられないほどフル回転しています。一見、慣れると無意識に運転しているように思えますが、実は五感をフルに使い、膨大な情報を一瞬で処理し、手足を動かすという「超高度なマルチタスク」をこなしています。

運転中の脳の働きを、いくつかの役割(脳の部位や機能)に分けて分かりやすく解説していきます。


1. 情報を集める「レーダー」の役割(五感と後頭葉・側頭葉)

まず、運転に必要な周りの情報を脳に取り込みます。

  • 目(視覚・後頭葉): 運転情報の約90%は目から入ると言われています。「前の車がブレーキを踏んだ」「信号が黄色になった」「歩行者が近づいてきた」といった情報を一瞬で見分けます。

  • 耳(聴覚・側頭葉): 後ろから近づく救急車のサイレン、クラクション、エンジン音の異変などをキャッチします。

2. 状況を分析して作戦を立てる「司令塔」(前頭前野)

目や耳から入ってきた情報を整理し、「今、どうすべきか」を判断する、脳の最高責任者です。

  • 「前の車との距離が縮まったから、ブレーキを強めに踏もう」

  • 「あの歩行者はスマホを見ているから、飛び出してくるかもしれない。スピードを落とそう」

このように、過去の経験や交通ルールを思い出しながら、一瞬で予測と判断を繰り返しています。

3. 手足を正確に動かす「パイロット」(運動野・小脳)

司令塔(前頭前野)が出した命令を、実際に体に伝える役割です。

  • 運動野(体を動かす): 「ハンドルを右に30度切る」「アクセルを緩めてブレーキを踏む」といった具体的な動きを筋肉に指示します。

  • 小脳(コントロール): 動きのスムーズさを調整します。カクカクした動きではなく、滑らかにブレーキを踏んだり、カーブを曲がったりできるのは小脳のおかげです。

4. スピードや揺れを感知する「ジャイロセンサー」(頭頂葉)

自分の車がどれくらいのスピードで走っているか、カーブでどれくらい体が傾いているかなど、「空間の中での自分の状態」を把握します。これにより、スピードを出しすぎている感覚や、車幅の感覚を保つことができます。


💡 運転に慣れると、脳はどう変わる?

  • 初心者のとき: 「司令塔」である前頭前野の働きが忙しくフル稼働しています。そのため、少し運転しただけで脳がクタクタになります。特に走り慣れていない道や夜の運転時などは顕著に疲れが出てきます。

  • ベテラン(慣れた後)になると: 脳の奥深くにある「大脳基底核(だいのうきていかく)」という場所に、運転の手順が「自動プログラム」として保存されます。これにより、いちいち「次はブレーキ、次はハンドル…」と考えなくても、脳が省エネモード(無意識)でスムーズに運転できるようになります。


⚠️ 注意:スマホの「ながら運転」が危険な理由 運転に慣れて脳が省エネモードになっていても、スマホを見たり通話をしたりすると、脳の「司令塔(前頭前野)」のパワーがそっちに奪われてしまいます。その結果、前方の危険に気づくのが遅れたり、ブレーキを踏む命令が遅れたりして、大事故につながるのです。

車を運転しているとき、私たちの脳はまさに「優秀なスーパーコンピューター」のように働いていると言えます。

普段から車を使う人は、あまり意識して運転している感じはないと思いますが、それは脳がうまく省エネモードになるように動作を楽にしているからなんですね。
初心者の方はまだその流れが出来ていないので、慣れない道や夜の運転などはより脳が疲れてしまうわけです。

朝や夕方の出勤・退社の時間帯が一番交通事故が起こりやすいと言われています。
自分に時間的な余裕やゆとりがないと運転に焦りが出てしまいます。
少し待てば安全にいける所を、少しでも早く行こうとして危険な運転になってしまう事は事故を起こすきっかけになってしまいます。

今一度自分に余裕を持ち、回りを気にしながら安全運転を心掛けましょう。
もし車を乗っているときに事故を起こしてしまった場合は警察や場合によっては救急車を呼んで、事故の検証を受けて下さい。
その後整形外科にかかり、検査や治療を受けて下さい。
当院でも事故後の治療を行うことが出来ます。

神経的なアプローチや事故後に必要な運動の処方を行っていますので、ご自身や周りの方で事故を起こされた場合は一度ご連絡下さい。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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