続けてみる事の大切さ

2019.08.02 カテゴリー:

開業してから日々患者さんと向き合う日が続いています。

満足のいく治療を目指してはいますが、それは自分の為の治療ではなく
あくまで患者さんにとっての満足いく治療

今の自分が出来る治療を全力でやったとしても

・実はそのやり方を患者さんは望んでいなかった・・
・期待されていたのは、すぐに痛みを取ることだった・・
・とにかく痛い所を触って欲しい・・

という事が少なからずあります。
そんな時に、どんな言葉をかけてあげられたら患者さんは納得してくれるのか・・

「これだ!」

という決まった答えは、おそらく1つではないと思います。
それは人によって受け取り方や解釈の方法がいくつもあるからです。

ただ、ここで行っている治療がどのような考え方でどのように進めていくかという事を、患者さん自身が理解していない場合、それは伝え方や、伝え続けていない施術者に問題があると思います。

2・3回のレクチャーをしただけではダメなのです。

何回も、何回も繰り返し熱意を伝える、それは

・忘れかけてきた頃に
・治療に対するモチベーションが下がってきた頃に
・自分の身体に変化が出ていない時に
・少し飽きてきた頃に
・治療に対する優先順位が低くなってきた頃に etc..

初めて説明した時のような新鮮な気持ちで、ひたすら伝えてみる。

そして患者さんから
「先生それ何回も聞いたよ」
「先生、前も言ってたよね」
「大丈夫、わかってますよ」

と、言ってもらえるようになるまで。

そこを目指さないといけません。

人間はすぐには変われないし、忘れやすい生き物です。

急に自分を180°変えてしまうと、すぐに元に戻ってしまいます。

元の自分が安定していて、それが楽だからです。

ただ、少しづつなら変われるはずです。
時間をかけて、変わったことに気づかないくらいのペースで。
その人の成長に合わせてじっくりと。
すると、いつの間にか理解できていると思います。

そこを目指していきます。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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