睡眠環境を整える事の大切さ

2019.10.24 カテゴリー:

睡眠とは

人は一日に約5~9時間(個人差はありますが)の睡眠をとっています。
フランスの革命家ナポレオンさんは3時間ぐらいの睡眠といわれていました。
(革命を考えると眠れなくなる?)
物理学者のアインシュタイン博士は10時間ぐらい寝ていたそうです。
(物理学を考える人は睡眠が必要?)

睡眠の役割は大きく分けて2つあります。
1つ目は体の疲労回復といった新陳代謝であり
2つ目は記憶の整理です。

また睡眠には2つのサイクルがあります。
レム睡眠(Rapid Eye Movement)
ノンレム睡眠(Non Rapid Eye Movement)

寝始めは上記のノンレム睡眠から始まり主に体の疲労回復を行っています。
個人差はありますが約90分前後といわれています。
この時は体のすべての器官が休んでおり、筋肉や内臓の疲労を取り除いたり、体に入ってきたばい菌などを外に出すことで体の免疫機能を高めたりもしています。

次にレム睡眠が始まり脳の中にある海馬といわれる場所で記憶の整理を行っています。こちらも個人差がありますが約90分と言われています。
一日の出来事の中で必要な情報と不要な情報を整理して、必要な事だけを海馬に定着させる処理をしています。
この時脳は一部が働いている状態であり、よく夢を見たりします。
眠りとしては浅く、このレム睡眠が終わるタイミングでよく目を覚ますことが多いと言われています。

人間はレム睡眠とノンレム睡眠を交互にすることで「脳」と「身体」を休ませています。
眠りの前半は疲労回復の時間で後半は記憶の整理をしているという事です。

良い睡眠をとるためには・・・
遮光カーテンを使い光が入ってこないようにする
常夜灯は消しておく
オーディオはつけたままにしない
強い光や映像を寝る前に見ない(スマホ・TV・ PC操作等)
香りの強いものを近くに置かない

など、脳や体が興奮するような要素を出来るだけ取り除くことで質の良い睡眠がとれると思います。体の不調を訴える方は睡眠がしっかりとれていないことが多いので、外部の環境を整えてあげる事が必要です。

みなさんも是非ためしてみてください。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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